提言3 基礎教育圏ごとに小規模な養護学校(小・中学部)を設置します
基礎教育圏ごとに1校の小規模(小・中学部)知的障害養護学校設置の検討を進めます。この小規模養護学校は教育指導部門と教育相談部門を持ちます。
教育指導部門の対象児は、知的障害児、自閉性障害児、情緒障害児で養護学校への教育を必要とする者、知的障害と他の障害との重複障害児で小規模知的養護学校への通学がより適しているものとします。
教育相談部門の主な対象児は、就学前通園施設や幼稚園・保育園に通園する知的障害児・自閉性障害児・情緒障害児、および通常の学級や障害児学級に在籍する知的障害児、自閉症児、情緒障害児とします。
両部門とも必要に応じて、盲学校・ろう学校・肢体不自由養護学校、特別ニーズ広域教育センターからの支援を受けて、障害に応じた教育やサービスが受けられるようにします。
広域教育圏内にある小規模養護学校のうち一つに寄宿舎を設置します。地域の通常学級・障害児学級に在籍して学ぶ障害児も共同で利用します。
ページTOPへ