提言4 保護者・障害者・地域に開かれた学校づくりをすすめます。

 

 1.保護者と教職員の協力・共同の関係が豊かな学校を築きます。

 保護者の教育的要求を真摯に受け止め,要求の背景にある真の願いを把握し,教育的な課題,教育内容を対等に語り合い,同意を得ること(インフォームドコンセント)を大切にした学校づくりをすすめます。また,教職員と保護者の学習会や父母同士の学習会,様々なレベルでの教育懇談会などを意識的に組織し,子ども達の教育,発達保障を自由に語り合う場をつくります。

 また,PTA活動がいっそう保護者・教職員の願いに沿った活動となるよう,活発化させます。埼特P連との協力・共同を強めます。

 

2.保護者と教職員の開かれた関係の学校づくりをすすめます。

 生徒・保護者・教職員による「三者協議会」を設置し,学校を構成する三者がそれぞれの立場から学校づくりの在り方を協議し,生徒参加,保護者参加の学校運営の在り方を積極的に模索していきます。

 

3.地域・障害者に開かれた学校づくりをすすめます。

 校長の専決による特色ある学校づくり・学校間競争のための「学校評議員制度」に反対し,校内の教職員全体で地域の子どもたちや学校に関係ある委員を民主的に選出し,保護者代表・児童生徒代表も参加する「学校評議会」を組織し,民主的に運営します。また,地域の教育・医療・福祉・労働などの諸機関連携をはかるため,定期的な「関係機関連絡協議会」を設置します。

 

4.障害児学校の公共施設としての施設開放事業と障害者の社会教育(障害教育)の保障

 貧困な社会教育を補うために,公共施設として施設を開放し,障害者が安心して教育,文化,スポーツを楽しむことができるようにします。行政の責任で人的,物的な措置を行い,学校は支援する立場とします。必要な場合は,連絡会議を設置します。


 

  

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